レーシックに健康保険は使えるのか?
レーシックは自費診療のため、健康保険は適応されません。手術費は高額になってしまうのが現状ですが、生命保険の手術給付金や確定申告の際に、 医療費控除の申告を行うことにより、多少支払う金額が少なくてすむ場合があります
レーシック治療は、最初に始まった屈折率矯正術です。レーシックは、目に局所麻酔をかけます。その後に、マイクロケラトームというかんなのような機械を使って角膜の一部をフラップとして傷を入れめくります。レーシックのこの段階で、角膜実質層が表面に現れます。この角膜実質層にエキシマレーザーを当てて、角膜実質層の一部を蒸散させて角膜の厚みを調整することにより、屈折率を調整します。これがレーシック治療のメインです。その後に、フラップをかぶせて治療の本体は終わりになります。レーシックでは、フラップを戻すのですが、フラップにずれが起こることもあるため目に衝撃を受ける行為は厳禁とされています。そのために、航空機のパイロット、格闘技、衝撃を受けるおそれのある球技などでは、レーシック治療が禁止されている場合もあります。フラップのずれが起こる可能性があるためです。レーシックは、失敗例が少ないとされる治療法ですが、レーシックの失敗がないわけではありません。失敗や副作用として、ドライアイ、ハロ、フレアなどの現象から、角膜上皮剥離、感染による白濁などがあります。レーシックは、屈折率矯正術としては、歴史も浅いこととすべての眼科医が施術できすので、トラブルも報告されていますから少しでも失敗少ない経験豊富な治療クリニックを選択しましょう。
レーシックの近視治療の位置づけ
「レーシック」治療は遠視や乱視にも適用できますが、主に近視の治療として開発されています。近視の治療法としては次のようなものがあります。
・RK:目の角膜に放射状に浅く切り込みを入れることで、眼圧により目の屈折率を変化させて焦点を調整し治療する方法で、1970年代にロシアで開発されアメリカで改良されて300万人以上がこの治療を受けています。
・Mini-RK:RKの一種で放射状に入れる切り込みの数を、RKより少なくかつ短くする方法で、最小限の切開で効果は通常のRKと同様といわれています。
・PRK:目の表面の角膜にエキシマレーザーを当てて、角膜を削り屈折率を変化させて焦点を調整し治療する方法で、1983年アメリカで開発され30万人以上がこの治療を受けています。
・レーシック:角膜の表面にフラップを作りめくった上で、角膜上のボーマン膜や角膜実質層をエキシマレーザーで削り、屈折率を調整しその後フラップを戻す治療法です。この「レーシック」治療法は、1990年代ギリシャで考案された新しい方法で数万人が治療を受けています。
これらの治療法の中で、「レーシック」は比較的安全で問題が少なく、かつ治療期間が短いという特徴を持っています。現在、RK・PRKなどの治療も行われていますが、「レーシック」、特に「イントラレーシック」の治療を受ける人は非常に多くなってきています。
レーシックのメリット
「レーシック」のメリットは、裸眼状態での視力回復を目的としているために次のようなメリットが挙げられます。
・メガネやコンタクトレンズの使用が、不要になります。スポーツ選手に「レーシック」の術例が多いのは、スポーツの際のメガネ・コンタクトの着用が不要になるためです。
・裸眼視力が必要な職業に就ける。但し、「レーシック」「イントラレーシック」の場合は、パイロットや格闘技の選手などでは就業できない場合もあります。
・「レーシック」の場合、手術に関して入院の必要が無く短時間で終わり、かつ治療終了までの時間が最大で数日間と治療期間が短かくなります。
・「レーシック」の治療費用は、自由診療のために健康保健が効かずに自由診療となりますが、生命保険や治療保健などの民間保険が「レーシック」の場合適用している例が多く、手術費用に任意の保険の適用が効けば費用がほとんどかからなくなります。
この「レーシック」のメリットとしては以上が挙げられますが、やはり視力矯正のメガネやコンタクトなどを使っている人たちにとって、矯正具が不要になることは大きなメリットになるでしょう。「レーシック」に限らず、眼に対する施術は抵抗が大きいものがありますが、それでもメガネ・コンタクトがいらなくなる「レーシック」は、大きなメリットでしょう。